MOK_ahirucyansyuudanrinchi-1024x683

自己評価の低い人へ…2

自己評価とマジョリティへの依存

前に自己評価の話を取り上げました。

本当に自分の事を分かってあげられるのは自分だけ。

だからこそ、最後まで自分を信用して裏切ってはならない。

といった感じでした。

この話はもう少し掘り下げれそうなので続けます。

今回は、自分を信じることの延長線として、マジョリティとマイノリティの話をしたいと思います。

人間は社会的な生き物なので、「集団」や「派閥」に巻き込まれることがよくあります。

子供のころから、大人になっても友達グループとかの境界線を感じる時ってありますよね。

「みんなやってる」とか「ぼっち」、「みんなと違う」という言葉に危機感を覚える人もいますよね。どれも、マジョリティから離脱する(している)人間を揶揄する言葉です。

新生活・新学年が始まってこういった言葉・状況が気になり始めている人もいるかもしれませんね。

そんな人の足掛かりになれば幸いです。

 

なぜ、マジョリティは正しく見えるのか?

それでは先ず、「なぜマジョリティは強大で正しいように見えるのか?」という事から考えましょう。

生物学的には群れ=安全という刷り込みがなされていると考えられます。

一方で、経済学的にはシグナリング効果によるものという考え方もできます。

ざっくりいいますと、

シグナリング効果とは、ある物事に対して十分な情報を持っていない時、その物事の価値判断を他の価値判断材料で補おうとする傾向です。(その判断が合理的かどうかは別)

ということで、もっとざっくり言いますと…

貴方は、見知らぬ街でお腹がすいてラーメンが食べたくなりました。

何件か見つけましたが、折角ならおいしいラーメン屋で食事をしたいと思いました。

しかし、初めて来た土地でどのラーメン屋がおいしいかなんて分かるわけありません。

どうやっておいしいラーメン屋を見分けますか?

ということです。(ちょっと考えてみてください。)

考えたでしょうか?

多分、「値段の高さ」、「人ごみの多さ」、「雰囲気」、「口コミの多さ」等を考えたはずです。

これらは直接おいしさを証明するものではありません。

しかし、私たちは信頼のおける判断材料だと思い込んでしまうんですね。

シグナリング効果を応用して考えると、マジョリティであること自体に価値があると考えられます。

私たちは普通なら社会的な地位が下がることを嫌がります。

学校とか会社といった閉鎖的なコミュニティなら余計です。

コミュニティ内で安定的な地位が確保されるためには何らかの形で自分の地位の高さを認知してもらわなくてはいけないと思い始めます。

そのため、「自分にこれといった強みが無ければマジョリティの中心に行く努力をすればいい」という結論に至ります。(俗に言うキョロ充です。)

※ただ、この言葉(マジョリティに入ろうと奮闘する人間を冷笑する言葉)が生まれ、広がっているという事に新たなるマジョリティを感じもしますね。

自分がマジョリティに羨望の眼差しを注いだように、マジョリティの外にいる人間もまた、同じような憧れの目で自分を見てくれるだろう。という事ですね。

つまり、自分に軸が無い人は、ちゃんとした証明はされてないけど一般通念でマジョリティは「強さ」「信頼」「正常」の証(?)と考え、流されていくのです。

当然、それ自体が呼び水になりますので雪だるま式にマジョリティは拡大します。

後になるか先になるかは不明ですが、結果的にマジョリティに権力や勢いが生じる可能性があるのです。

そのため、マジョリティは強大かつ正しく見えるのです。

 

 マジョリティに依存する心理と対処法

このように、理由もなくマジョリティに流される人は、自己承認欲求を満たすためにマジョリティに加わろうとする傾向があります。

「人並みに見られたい」「取り残されたくない」「誰かより優位に立ちたい」と思います。

以前に記事にしたように、本気で他人に自分の評価を委ねるとこのような結果になります。

私は、自己承認欲求は、自分自身が自分を承認していないが故に起こる反動だと思います。

認められない自分は他人に認めてもらうことで初めて存在意義があると思ってしまうのです。

そのため、マジョリティに依存するのです。

当然、現実社会において、マジョリティ・マイノリティどっちが正しいかなんてわかりません。

なので、マジョリティ・マイノリティのどっちが優れてるなどは断定できません。

尚の事、軸を持った貴方の判断が必要です。

なので、こういった勢力図に流されずに、自分を持って生きていくためにも自己評価をむげに下げるようなまねは避けなくてはいけません。

 

 

 まとめ

  • マジョリティはシグナリング効果によって正しく見えるような気がする。(本当に正しいかどうかは不明)
  • シグナリング効果によって、マジョリティに属する事自体も価値があるような気がする。
  • 自己評価の低い人は、自己承認欲求の埋め合わせにマジョリティに属することがある。
  • 自分を見つめなおして、派閥に振り回されず、自分の意思で所属するか離脱するかを決めるべき。
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA