PAK93_kokubanimadesyo1063-1024x709

数学への抵抗感が無くなる本

数学嫌いに朗報

目にもとまらぬ速さで縦横無尽に動く点P…

毎度毎度忘れ物を届けてくれる過保護な兄貴…

エスカレートするサイコロの試行回数…

文系の私にとっては、理数系の科目は大の苦手でした。

センター数ⅡBなんて20点ですよ?

ただ、大学生になっても数学はついて回ってきてしまう学部だったので、何とかしたいと思っていました。

そんな時に見つけた一冊の本が私の数学に対する苦手意識の克服に繋がりました。

もしかしたら私と同じように「あ、太郎君のお父上の年齢をわざわざ連立方程式を持ち出してまで知りたくはないです。」と思ってらっしゃる方も変わるかもしれません。

とりわけ学生やもう一度数学を勉強したいと思っている方は、チャート式とかを開く前にこの本を読むことをおすすめします。

そこで、今回はその本とその使い方を紹介したいと思います。

その本というのは、「いかにして問題をとくか」という題の本です。

昭和29年発行とかなり古い本で、知っている人は知っている名著だそうです。

活字や言い回しに少し時代を感じます 笑

因みに、「いかにして問題をとくか」は訳本で、原盤は”How to Solve It”という海外のものでさらに前に発行されています。

数学教師向けに書かれている内容なのですが、学生や学ぼうとする意思のある人にとっても十分に価値のある内容となっています。

また、ロジカルシンキングが求められる場面でも有用です。

さて、その中身はといいますと、実は表表紙の見開きで内容の核となる部分は語られています。(かつ、読み終えてもそれがチェックリストとして使えます。)

本文は、その詳細を一つ一つ簡単な問題を通して教えてくれる感じになっています。

詳細を言い過ぎると法に抵触する恐れもあるので、控えめに説明しますと、

  1. 問題を理解

  2. データと未知の物との関連を見つける

  3. 実行

  4. 検討

「いかにして問題をとくか」見返しより抜粋

となっています。

これだけでは「?」となってしまうかもしれませんが、この基本に忠実に思考すると多くの問題は解くことができます。

以下で実際にやってみましょう。

 実際に例題を解いてみよう

ここで例にあげるのは数独です。

もし余裕があればこのページを見ながら数独を解いてみるといいかもしれません。簡単な問題なら結構スパッととけるようになります。

1.問題の理解

数独の基本は

  1. 使える数字は1~9まで
  2. 基本は9×9マス
  3. 同じ列・行・ブロックで同じ数字を使ってはいけない。

ですね。

目的はすべてのマスを埋める事。

これで問題の確認は終わりです。

2.データと未知の物との関連を見つける

次に与えられている数字を使って埋められそうなところを埋めます。

既知のデータ=埋まっている数字

未知のデータ=空欄

ですね。

ある程度埋めると、それ自体が条件となって別のマスも埋められるようになります。

この時に、同じ列・行・ブロックが8マス分埋まっていればラッキーですが、それ以下のときもあります。

そのときは、「空いてる複数マスには残った数字のどれかが入る可能性がある。」と考えられます。

同時に、交差する列・行やそのマスが属するブロックから残った数字のどれかが入る可能性を排除できるかもしれません。

これらの手掛かりを用いて8つの数字の可能性を除去できれば残った数字が答えになりますね。

3.実行

そのあとは、実際にやってみる。

4.検討

周りの数字と照らし合わせて矛盾しないか考える。

(以下繰り返し)

といった感じで論理パズルも筋道を立てて解くことができます。

 

数学の問題はこうはいかない場面もありますが基本は同じです。

今回紹介した「いかにして問題をとくか」の中にはその他いろいろな問題解決のためのヒントがあります。

しかも、このページの様に実際の問題と合わせて出るため、紙とペンを片手に「おぉっ!」となります。(このページで疑似体験できていればうれしいですが)

大学生になる前に読みたかったとおもいましたね。

最初にも述べましたが、学生の方や論理的思考力を高めたい方なら問題に当たる前に読んでおきたい良書です。

数学のせいで大学受験がボッコボコだった私が「数学って面白い!」となるくらい効果絶大です。

以下に情報とリンクを貼っておきますので、もしよろしければどうぞ。

 

G.ポリア(著)柿内賢信(訳)『いかにして問題をとくか』丸善出版

 

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA