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学生必見レポートの書き方~論理編~

論理に強くなろう

ちょこっとですが連載してきました「学生必見レポートの書き方」。

この論理編でとりあえず最後にしておきます。

ここでは、レポートなどの文章の作成から日常生活、果ては会議まで使える「論理」についてざっくり解説していきます。

 

なぜ「論理」が必要なのか

レポートや議論では論を積み上げていくことが重要です。

なので、そこに粗があったらつっこまれてしまいます。

就活でのグループディスカッションとかネットの言い争いとかそういったところでしかそんな攻撃的な人間は見ませんが…

とはいえ、矛盾を孕んだ文章ではあなたのせっかくの良い内容も伝わりません。

 

ただ、論理学を掘り下げると大変なことになってしまいます。ややこしい上に扱いきれない量になります…

そこで、難しい話は抜きでいきます。

簡単に、良い文章を伝えるために気を付けたいところを論理の面から見ていきましょう。

 

初級編

矛盾した話をされると違和感を覚えます。

おそらく、次のようなあからさまな矛盾は簡単に見抜けると思います。

日本人の中には努力家がいる。日本人は人間だ。なので、人間はみんな努力家だ。

「一概に言えないだろ!」で一蹴できる論理ですね。

間違った拡大解釈をしています。

他にも、

ボブは人間で田中も人間だ。故に、世界中のボブは田中だ。

といった結びつかないものを結びつけることも矛盾です。

ボブも田中も人間の名前という一つの属性であって、人間を介して結び付けれるようなものではありませんね。

このようなあからさまなものであれば直感的に「間違っている」とわかるでしょう。

基本的に、こういった命題に則していないとか、展開がおかしいとかは見抜けるかと思います。

中級編

ここからは、少し注意なものをあげていきます。

近頃の若いものはダメ人間ばかりだ

よく言う人いますね。

この手の発言や記述を本気でしてはいけません。おおいに突っ込まれるからです。

この手のものは

  • すべての近頃の若いものについて言及しているのだとしたら、都合のいいことしか言っていないのではないか?
  • どれぐらいの質と量の統計を取ったうえでの判断かによって確からしさが変わる

といった反論が予想されます。

もし、しっかりとした統計が無いとすればただの暴論です。

 

他に、曖昧な表現を駆使するパターンもありますね。

(向かい合って座っているときに)
A「右手を上げろ」
B「(Bからみて)右手を上げる」→A「それは左手だ」
B「(Aからみて)右手を上げる」→A「それは左手だ」

上は簡単な例ですが、こうした曖昧な言葉を使って結論を変えたり、意見を変えたりするのも誤りですね。

時々、某刑事ドラマとかで刑事が捜査に使いますがw

「おやぁ?私は~としか言ってませんよぉ?」って感じのです。

 

上級編

ここでは、要注意なものを紹介していこうと思います。

知らず知らずのうちにやらかしている人がいるかもしれませんよ?

事によっては相手にしてもらえなくなります…

論点をすり替えるパターン

A「温室効果ガスの排出を抑えるよう努力しよう」
B「お前も呼吸してるじゃん。同罪じゃん。」

言い争いとかでこういう場面を見たことがあると思います。

Aの論題を完全無視しています。

感情的になるとこういうことを言ってしまったりします。

気を付けてくださいね。

 

人に訴えるパターン

先ほどの例と関連して、人を攻撃することもあります。

年長者「おまえはガキで経験が浅いから、お前の言っていることはすべて間違っている。」

これは、対人論法と言われ最も忌み嫌われるべきやり口です。

感情的になってしまう気持ちはわかります。

ですが、論理とその論理を発した人間とは切り離して考えなくてはいけない原則があります。

もし、あなたがこういった論理展開をされたら話すに値しない思った方が良いでしょう。

 

オーディエンスを巻き込むパターン

「みんな間違っているって言ってるよ。」
(自分に降りかかった災難を語る)
「かわいそうだと思ったら、言うこと聞けよ。ほら、あの人も泣いてるぞ。」

これも結構あります。

二つ目の例は酷いですがw

こういった周囲を巻き込んで自分の意見に勢いを付けたりもっともらしさを装う事もあります。

 

実はこの上級編でとりあげたものはもっぱら、感情的になった時に起こり得るものです。

確かに、論戦ってギスギスするんですよね。私も討論の場は好きじゃありません。

ただ、その論が自分にとって有益なのかどうかを見極めるためにもこのような矛盾があることを知っておく必要があります。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

他にも色々と矛盾の類型や種類がありますがそのあたりは割愛で…汗

とはいえ、簡単なものから注意すべきよく見受けられるものまでをいくつか紹介しました。

※因みにこの「よく見受けられる」も個人的な経験則なので危うい表現ですねw

とにかく、論理を積み重ねるときは以上のようなことに注意できたらいいと思います。

私も幾度となくこういった矛盾は起こしていると思いますが、上級編であげたものは避けるよう努力しなくてはいけませんね。

ここで再度確認しておくべきは、

論理とその論理を発した人間とは切り離して考えなくてはいけない原則

でしょう。

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