chirigami

トイレットペーパーにシングルとダブルがある理由

知られざるトイレットペーパー

あなたはトイレットペーパーのシングルとダブルどっち派ですか?

私は、ダブルのほうが好きなんですが、シングル派もいるようですね。

さて、今回は、トイレットペーパーにシングルとダブルがある理由について気になりましたので調べてみました。

トイレットペーパーはどのようにして生まれたのか

元々、いかにして「処理」するかという問題は地域や文化によって違いました。

なので、基本的には手近なものや水を使っていました。

紙で拭くという行為もその延長線でしかありませんでした。

 

トイレットペーパーの歴史は紙を発明した中国が安定的に紙を生産できるようになってから始まります。

もっぱら、紙を使う事が出来る者は皇帝や貴族のみで庶民に手が届くようなものではなかったそうです。

日本も、江戸時代ごろには紙が庶民の手にも届くような時代になっていました。なので、使い捨て出来る紙で拭く事が定着していました。

 

この、「紙で拭く」という方法は時代が下ってもアジア(中国と日本)以外で受け入れられることはありませんでした。

とりわけ欧米では度々『「紙で拭く」ってどうなのよ議論』がなされていたそうですw

 

しかし、今のトイレットペーパーの形(いわゆるトイレットロール)を発明したのはアメリカだそうです。

それが日本にも明治ごろに輸入されて使われ始めました。

 

しかし、19世紀頃のトイレットペーパーは粗悪な紙でできていました。「拭ければ」よかったのです。

なので、トイレットペーパーは安かろう悪かろうというのが当たり前でした。

 

20世紀に入って、そのイメージを壊す発明がなされました。

イギリスの製紙工場St Andrew Mills Ltdが世界初のダブルトイレットペーパーを作りました。

ソフトな肌触りを追求して生まれたこの製品はヒットしたそうです

このようにして、ダブルトイレットペーパーは生まれたそうです。

今では二大勢力ですよねw

 

それ以後は、顧客のニーズに合わせてトイレットペーパーは進化し続けてきました

今では当たり前のエンボス加工もその一環ですね。

 

シングルとダブルの違い

さて、意外に歴史のあるトイレットペーパーですが、シングルとダブルにはどのような違いがあるのでしょうか。

質的な違いと経済的な違いの二側面から見ていきます。

 

質的な違い

・水溶性

当たり前ですが、シングルのほうが水に溶けやすいです。

少なくとも現代の日本ではこのインセンティブはそこまでクリティカルではない気がしますね。

トイレや下水処理システムが今より進んでいない時代、未熟な地域では詰まってしまう事がよくありました。

このようなトイレ事情から、水によく溶けるシングルが好まれる場合があるそうです。

水圧が低いとダブルは流れない可能性がありますからね。

 

・肌触り

ダブルが作られた最大の理由は肌触りの良さです。

実は、シングルのほうが一枚が厚く硬い紙を使っているそうです。

一方ダブルのほうは一枚一枚は薄い紙だそうです。それを重ねることで丈夫さと使用感を演出しているそうです。

そのため、柔らかくて丈夫なのです。

 

経済的な違い

・コスパ

シングルとダブルの論争が始まると必ずと言っていいほどこの話題が出ます。

製紙会社もシングルとダブルのコスパについて調査しています。

結果から言うと、シングルのほうがコスパはいいです。

というのも、私たちはトイレットペーパーを使うときに無意識に一定回数巻き取っているようです。

その回数はシングルでもダブルでも違いが無いらしいです。

しかし、JIS企画で1ロールの長さには規定があります。

そして、往々にして1ロールの長さはダブルよりもシングルのほうが長いです。

なので、シングルよりダブルのほうが一人あたりに使うロール数が多くなる計算になりますね。

そのため、シングルのほうがコスパが良いそうです。

なので、不特定多数が使う駅などではシングルをよく見かけるそうです。

又、お子さんのいる家庭では無駄遣いされるのでシングルが好まれる傾向があるようです。

 

・例外

ただし、ウォシュレットだとシングルは使い物にならなくなる可能性があります

ふき取る水分量が多いとシングルは耐えれません。

そのため、より多めに使ってしまう可能性があります。

※水分量が多すぎるとダブルでも耐えれない場合があり、昨今では3枚重ねのものもあります。

 

費用対量だとシングルが、費用対効果だとダブルの方が良いのでしょうか?ただ、嗜好や環境も加味すると何とも言えませんね。

調べたところによると地域によっても好まれるタイプが違うそうですね。

 

補足

因みに、生産者側から見るとシングルもダブルも生産費用に大差はないとのこと。

そのため、価格がシングルもダブルも同じという現象が起きるそうです。

これは驚きました。

 

又、トイレットペーパーの相場は商品の量や1ロールの長さ、原油価格、災害等によって変化するため一概には言えません。

が、ネットよりは店頭のほうが安いですね。

 

まとめ

個人差もありますが、

シングル→コスパ

ダブル→質感

といった感じでしょうか。

 

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA